ティアハイム小学校とは?

猫たちが新しい家族と
出会うまでの場所

ティアハイム小学校は、飼い主を失い、行き場を失った猫たちがのびのび過ごせる場所をつくり、新しい暮らしへ繋げていく保護猫活動を行っています。 寄付やボランティアに頼るだけではなく、自立し持続できる運営を目指しています。施設には岡山県の廃校を再活用し、「保護猫問題」に加えて「使われなくなった公共の施設問題」の、2つの社会問題に同時に取り組むという社会的意義も含んでいます。

ミッション

  • ①保護ねこの民間からの受け皿をつくる
  • ②安定的に運営できる仕組みを作り、ボランティア負担軽減
  • ③使われなくなった廃校に新たな価値を
ロイ君

入所=入学。譲渡=卒業。

様々な事情で家を失った猫たちがやってきて、新しい家族と出会って巣立っていく。 廃校を利用したこの施設で、そんな暖かく幸せな循環が起きてほしいという願いから、『ティアハイム小学校』は誕生しました。(※ティアハイム=ドイツ語で「動物の家」の意味。)

ティアハイム小学校は岡山県のど真ん中「吉備中央町」にあります。 緑に囲まれ、穏やかな気候。 活断層がなく安定した地形は「日本で最も安全な場所」の1つとして注目されたこともある場所です。

廃校になった学校をシェルターとして再活用しています。4000坪の広い学校施設をリノベーションして、医務室を完備しました。全国に点在する廃校は約6580校(平成30年度時点)。そのうち30%近くが用途が決まらないまま放置されており、社会問題のひとつとなっています。ですが、頑丈で広大な敷地を持つ学校は保護施設として理想的な環境と考えています。

私たち社団法人ティアハイム小学校は、ボランティア団体ではありません。 スタッフには保護猫のお世話に「仕事」として携わっていただいており、校内には医療設備を備え、「命を救いたい」という同じ志の獣医師の先生の協力体制のもと、検査やワクチンだけでなく避妊・去勢手術まで行っています。

また衛生管理の整ったシェルター運営を支えるために、猫たちの預け主さん、新しい飼い主さんからは、保護猫にかかった医療費・飼育費へのご協力金をいただいております。そして2020年9月にオープンした当ECサイト「ティアハイム小学校購買部」による売上金も、全額シェルター運営のために使われます。

広い学校跡地を活かした、
のびのびと過ごせる「保護施設」


  • 玄関口。まさに学校です

  • 校舎ならではの広々とした空間に特製キャットタワーを設置

  • 元教室に内廊下を作り、脱走防止しています

  • 保健室もありますよ

  • ベランダには金網を張っていますので日向ぼっこできます

  • お外の空気をすったり、鳥さんを眺めたり

子供たちが元気に走り回る、
小学校のような「明るく開かれた保護施設」


  • ニャ~ン ごあいさつしにきてくれました

  • ひなたぼっこ中の3頭組

  • 大人しく爪切りされる、なな子ちゃん

  • THE★BOSS猫のどらちゃん。でも先生にはスリゴロなの

  • こんな風に甘えてくれるまでには、それぞれ色々あったんです

  • そ... コンニチハ

  • 思い思いの好きな場所で寝ています

  • 優しい飼い主さんの元で幸せになってね

  • みんないい子です☆

深刻さを増す保護ねこ問題

近年、猫の殺処分数は、全国的に減少傾向にあります。 これは行政やボランティアさんたちの多大なる努力や、飼い主さんたちの意識向上によるところが大きいと思います。 ですが実際には、飼えなくなった・引っ越すから・大きくなりすぎたからなど、人の都合による問題は依然として存在しています。 保健所が猫の引き取りを拒否できるようになったため、人知れず遺棄されたり、無責任な餌やりによる野良猫の過剰繁殖、多頭飼育崩壊など、行政のデータには上らない行き場のない猫たちも多数存在しているのが現状です。

日本特有の新たな問題

また、最近の傾向として、単身者や高齢夫婦でもペットを飼い始める人が増えています。 家族同然の存在であり、生きがいを与えてくれるペットを飼うことは、心身の健康維持につながり、認知症予防にも有効と言われています。 その一方で、ご高齢の飼い主さんがペットより先に亡くなってしまったり、要介護となり十分なお世話ができなくなる等の問題も増えています。 飼っていた犬や猫が、孤独死をした人と一緒に発見され、ご遺族が途方に暮れるという話も聞くようになってきました。 日本の高齢化や単身世帯の増加を鑑みるに、そのような事例も今後増えていくことが予想できます。 ティアハイム小学校では、そのような止むを得ない事情で行き場を失った民間の猫たちを有償で引き取り、新しい飼い主さんへ繋げる活動を主に行っています。

保護施設の現状

スペースの不足

行き場を失った動物の受け皿としての保護施設(シェルター)は全国的に増えてきているものの、入所する動物たちは後を絶たず、常に受け入れ場所は不足しています。 施設も大半は一般住宅を改装したものであり、受け入れをしたくとも許容限界との闘いを、常に余儀なくされています。

人手の不足 時間・費用の不足

また、保護施設の運営・管理は、日常従事している仕事の傍らにボランティア活動されている人々に支えられているケースがほとんどです。 各々に課せられる時間や費用などの負担が大きく、思いはあっても、継続が難しい現実があります。

助けても助けても、救いきれず、こぼれ落ちていってしまう命たち。「それでも救うんだ」というボランティアさんの想い一つで何とか保っている所も多い現状。動物愛護後進国と言われるここ日本でも、何か問題解決の一助になれることはないか? 寄付やボランティアだけに頼らず、ビジネスとして成立し、持続可能な保護猫救済ができないか? そんな思いからティアハイム小学校はスタートしました。

ティアハイム小学校の現状

ティアハイム小学校は、廃校を改築した猫用のシェルターです。止むを得ない事情で飼えなくなった猫たちを、民間から保護しています。 校舎はとても広く、可能な限り猫たちを受け入れたいのですが、限られた予算、限られたスタッフ数では、お世話できる猫の頭数に限界があります。(2020年9月1日現在では、37匹の猫を保護しています。 これが現在お世話できるほぼ限界数です。)

ティアハイム小学校では毎週日曜日に譲渡会を開催しています。 2019年7月29日に開校して以来、45匹の猫を新しいご家族様に譲渡してきましたが、受け入れも行っているので、猫の数は年間を通じて大きく変わりません。 常に限界数を抱えているため経営は厳しく、昨今のコロナ禍の影響で譲渡会も長らく開催できていませんでした。 ですが、私たちは、これからもティアハイム小学校を存続させて、より多くの猫たちを保護していきたいと思っています。

皆様にお買い上げいただいた利益は、その100%がティアハイム小学校の運営費用になります。 例えばおやつセットは、ティアハイムと提携しているおやつ会社から仕入れるため利益率が高く、3000円のおやつセットご購入いただきますと、仕入れ値や梱包資材が1465円(場合によって多少上下します)となり、1535円がティアハイム小学校で活用されます。 1535円は、4kgの成猫の24.4日分のご飯になります。 または、担当医によるオスの去勢手術の約1/6の費用になります。 または、ストーブ一台を6.2日分動かして、寒い冬に猫たちを暖めることができます。

このサイトでは、お買い物で、投げ銭で、あなたも保護ねこ活動に参加できます。 猫たちの未来のために、皆様のご支援、お願いいたします。